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2015年5月 3日 (日)

福島・伊達ボランティアセンター スタート!

 

第8次全国青年ボランティアセンター@福島・伊達センターの活動がはじまりました。前半は、埼玉、長野、静岡、地元福島の青年と事務局も含め38人のセンターがスタート。初日はフィールドワーク、2日目の今日は仮設住宅への訪問活動活動をしました。ようすを紹介します。

 


開通した6号線を北上しフィールドワーク

 

 5月2日午後、30人車5台が「道の駅 よつくら港」を出発し、6号線を通って北上していきました。「道の駅 よつくら港」のあるいわき市・広野町は避難指示区域外ですが、除染作業員や原発作業員の宿泊に使われ、毎朝作業に向かうバスやトラックが往来します。避難準備解除準備区域の楢葉町にあるJヴィレッジは「なでしこJAPAN」が合宿所として使用したこともある所です。原発事故後はここも原発作業員の宿泊場所になっています。「道の駅ならは」は双葉警察署の駐在所になっています。

 

 富岡町に入り富岡駅前に降りて日本共産党福島県委員会の町田書記長から説明を受けます。「駅から海の方向は家屋が建っていて海が見えませんでした。富岡駅周辺の商店街などすべて津波がのみこみました。現在は、海側に除染土や災害廃棄物の保管場所ができていて再び海が見えなくなりました」(上写真)。周辺には津波に巻き込まれて崩れかかった家や倒れたままの電柱が4年経ったいまも手つかずのままでした。途中、再開しているお店も数件ありましたが、居住制限区域になっているため、15時には町をでなければなりません。静岡から参加した学生は、「テレビや新聞でみたときより衝撃があり、改めて当時の恐ろしさが感じられ鳥肌が立ちました。一度も東北に訪れたことがないのですが、4年後の姿とは思えませんでした」と感想。

 

 さらに6号線を北上し、帰還困難地域の大熊町・双葉町にはいると、また町の雰囲気が変わります。家にも店にも入れないため、入り口はすべてバリケードがあり、入れない道路の前には2~3人警備がいますが、それ以外は人の気配が感じられません。福島第一原発付近を通過すると車の中でも線量が7μSv/hを指しました。道路の反対車線をパトカーが何台も通りますが、人がいないため空き家に泥棒がふえたため巡回をしているそうです。長野から参加した学生は「はじめて居住制限区域と帰宅困難区域に入りましたが、本当に手を付けられてないと感じた。根拠のない基準で勝手に線引きされて帰れると判断されると賠償を打ち切るという国や東電の身勝手な態度にいらだちがつのりました」と感想を書いています。

 

 仮設住宅での聞き取り活動


 2日目は朝から川俣町にある農村広場仮設で聞き取り活動をしました。この仮設には山木屋地区に住んでいた方がいますが、地震の被害が少なく、震災から1ヶ月経って放射能の線量が高くて避難指示がだされました。お米と歯磨き粉を届けながらお話を聞いていくと、「ごはん食べてテレビ見てごろごろしているだけじゃよくない。人と話したりこうやって交流することが生活で大事」「子どもが福島で家を建てたらいいというが知っている人とも離れるし、可能な限り仮設に住んでいたい。できたら以前やっていた葉タバコ畑をして家に住めるようにしてほしい」「沖縄と福島は見放されている。うちは線引きによって保障されているからいいけど、それがない人は大変だと思う」など、たくさんお話しをしてくれました。中には、「家の片付けを手伝ってほしい」という要望も。

 

 夜は、全国と福島の青年交流企画「語っぺ!ふくしま2015」で、今日まで見てきたこと聞いてきたことを交流します。

 

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