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2013年5月 1日 (水)

はじめて見た被災地で感じたことを伝えたい

4月最後の連休は、大阪・兵庫の学生ボランティアサークルのメンバーや、埼玉、岩手県内からの参加者も加わり、この日まででのべ50人が活動に参加しました。28日から29日にかけて、大槌町でワカメの選定や菜の花植栽、陸前高田市で田んぼの石拾い作業に取り組みました。


はじめて訪れた被災地を見学、田んぼの作業のお手伝い

昨年の11月に立ち上げたばかりの学生ボランティアサークル『ベネボル』は、今回が初めてのボランティア活動でした。28日の午前中に釜石市~大槌町を周り、高台から何もなくなった町の姿や、被災したままの建物を自分の目で見た学生は、「鵜住居防災センターの周りにはなにもなかった。神戸の震災と重なり家族のことを思い出した」とはじめて被災地を見た感想を話します。

上中島の仮設住宅にも立ち寄り、佐々木トシさんにもお会いしてお話を伺いました。初めて仮設住宅を見た参加者が「あまりに狭い部屋で自分なら耐えられないと思う」というほどの環境での生活の様子や、新しくできた公営住宅になかなか入れない実態を語りながらも、終始明るい振る舞いのトシさんに「むしろこちらが元気をもらった」と話していました。

山形、静岡、沖縄のメンバーは、午前中から陸前高田に入り、市街地をみてまわったあと田んぼの石拾い作業をしました。陸前高田は、震災から2年でやっと作付けの許可がおりました。広大な田んぼを掘り返すたびに出てくる石を前に、「これじゃ、はじめられない」と田んぼの持ち主のKさん。午後からは、ベネボルのメンバーも合流して総勢20名で作業をしました。その日だけで6枚の田んぼの作業を終えて、Kさんは「本当に助かりました。ボランティアさんには本当に感謝しかない。みなさんが大変な時は今度は私がいきますね」と涙ながらに話していました

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ボランティア参加者の感想


岩手・Yくん(高校生)
今回はじめて参加した。田んぼが思ったよりも海からかなり離れていて驚いた。作業は疲れたけど、すがすがしい気持ちになれた。

ベネボルの学生
震災当時はテレビで毎日津波の映像が流れて、『自分も何かできなか』と考えて2年たってしまった。大槌町みてどんな町だったかも想像できなかった。活動したこと、見たことを身近な人に伝えていきたい。

埼玉・Sさん(社会人)
震災当時、精神的な病気もあって被災地に思いを馳せることができなかったが、あとから思い直して「いつか東北に行きたい」と思っていた。田んぼの作業をしながら
Kさんにそうした気持ちを話したら涙を流しながら聞いてくれて救われた。これからもできることから続けていくことが大事だと思った。

沖縄・Aくん(学生)
沖縄の基地問題が復興と重なって見える。普天間基地も返還することだけは決まっているが、その後
17年間動かない。基地の跡にどういうものを作りたいのか、どんな街にしたいのかを考え話しあうことで少しずつ動き始めている。被災者はいまの目の前の生活で精一杯だけど、被災した跡をどうしたいのかという夢を語ることが、時間はかかっても復興につながると思う。

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