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2013年4月22日 (月)

被災地で暮らす人たちを訪問

21日は、釜石市と大槌町の仮設住宅や在宅被災者を訪問して生活の状況などを伺い、今後の活動の相談をしました。様子を紹介します。
 

広い住宅にうつりたいけど・・・
 
午前中は、釜石市上中島の仮設住宅に一人で暮らす佐々木トシさんを訪問。
この日はちょうど、新しくできた復興公営住宅の見学会があるということで、一緒に出かけました(右写真)。

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見学会には震災で家を失った方もたくさん見学に来ていましたが、トシさんによると公営住宅の入居希望者のうち実際に入居できるのは、37人に1人くらいしかいないそうです。「当たったとしても、仲のいい近所の人にも気を使って言えない」とトシさん。
一緒に見学に行った深澤さん(釜石・震災救援担当)は、「復興住宅を建てようとしても、土地を所有している人が津波で行方不明になったり、県外などに避難していて今の制度の下では手続きがすすまない」などの難しさがあると話します。 

 
住民同士のつながりがますます大切に
 

午後からは、釜石市箱崎にある小林さん夫婦のお宅を訪ねました。

幸い津波の被害をまぬがれ家が無事だった小林さんは、「箱崎の復興のために」とボランティアへの炊き出しや宿泊場所の提供をしてきました。

仮設に入居したことで知り合いもいなくなり、入居者が孤独を感じていることに憤っていた小林さんは、入居者の名簿をつくって仮設住宅の見回りをしたり、県外から届けられた支援物資を「知らない人からもらうよりいいかと思って」と、自ら近所や仮設住宅へ届けています。

箱崎では行政の担当者と『復興まちづくり実行委員会』を開いて16回目になりますが、「決まっているのは防潮堤の高さが14.5㍍というだけ」(小林さん)で、土地が無いため公営住宅を建てる場所もまだ決まらないそうです。

その後訪問した大槌町の仮設団地では、13地域から避難してきた36世帯、約100人が暮らしています。

仮設の集会場の壁には、団地内に住む子どもの顔写真などを貼って、みんなが集まりやすい雰囲気をつくり、そこでラジオ体操や歌、囲碁・将棋・麻雀、ヨガ教室など催しを続けています。

支援員さんが月1回ニュースを発行して、どういう人が住んでいるのかを住民みんなが分かるように工夫をして、住民どうしのつながりをつくってきました。団地の自治会長をしている三浦勝男さんは、「経済的な理由や、せっかくできたつながりを無くしたくない気持ちから『復興住宅に入れない』『仮設を出たくない』という声もある」と話します。

また、「支援物資では、今は届く物と必要な物のマッチングが難しくなってきた。今でも喜ばれるものは、お米や洗剤、ティッシュなどの生活用品です」と話しています。




この他にも、河川敷に菜の花を植える「大槌町菜の花プロジェクト」に取り組んでいる方とも会い、今後の活動について相談しました。

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