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2012年9月 2日 (日)

「みんなでやれば前に進む、元気でた」

 1日は、小高区で津波の被害にあった建設会社の事務所の片付けを行いました。

 依頼があったのは、小高区にある建設会社事務所の一階の清掃。津波で書類から家具、家電製品がひっくり返り入り乱れた状態でした。
 会社は、20㎞圏外の原町区で営業を再開したりしているものの、国から委託をうけた解体工事の仕事が大量に入っており、従業員15人はフル回転。事務所の後片付けをしたくてもなかなか進まない状態でした。

 清掃作業に訪れたボランティアは21人、まずは、散乱した書類、大きい事務机、棚、家電製品などを外に運び出す作業から始めました。大きな荷物がどかされると、スコップをつかって床をさらって泥を一輪車にのせ、外で土のう袋に土砂を詰め込む作業を泥だけになりながら行いました。鉄ゴミ、木のゴミ、書類と土砂などに分別し、会社の敷地の一角に集めました。
 一緒に作業をした会社の従業員は、どんどん進む作業に「すごいなぁ、すごいなぁ。はやいなぁ。若いボランティアのみなさんとやれば、こんなに早く終わるのか」と驚くばかり。以前、従業員数名が仕事の合間をぬって片付けようとしたものの、なかなか進まない状態に「これ、片付くのか…」と思っていたといいます。
 昼食休憩には、近くの井田川干拓地を訪れ、干上がりカチカチに固まった土を見たり、従業員の方から「津波で辺り一帯ドロドロで真っ黒になった。もう終わりだなと思った」「原発事故の放射能の影響で避難しないといけなくなった時、お先真っ暗になった思いをした」ことなどを聞きました。
 参加したメンバーからは、「清掃ボランティアは、初めてだった。みんなが一生懸命片付ける作業に自分も元気をもらいながらがんばった。すごい達成感だった」「もう、片付けボランティアはないだろうと思っていたけれども、福島では原発事故でなにもかも3月11日から止まっていたんだなと思った」などの感想が出されました。

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