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2012年8月31日 (金)

汗びっしょりになって草刈り

 30日は午前に草刈りと仮設を訪問するチームに分かれ作業をし、午後からは、合流してみんなで仮設住宅を訪問。支援物資を届けながら要望を聞きました。

 センターのチラシをみて、「草刈りをお願いしたい」と依頼のあった、小高区の渡辺さんの畑周りの草刈りを行いました。原発事故から1年以上放置され、草や木は背丈ほどに伸びていました。300㎡ほどの土地を渡辺さんを含め4人が刈り払い機で平地の草を、3人が鎌で斜面の草を刈り、2人がのこぎりをつかって木を切る作業。汗がどんどんふきだし30分もするとびっしょりと服がぬれる作業でした。

 約束していた10時に到着すると、渡辺さんは朝7時半ごろから作業を初めておられ、そこに8人が合流。「人が入るとものすごく早い。少し生えたくらいの草なら1人で十分だけれど、背丈ほどになるととても」とどんどん片づいていく光景をみて話しました。
 作業は1時間半であっという間に終了。早めの昼食を渡辺さん夫妻ととりました。お新香、空揚げをごちそうになりながら、震災当時の話や、今の状況を聞きました。「避難指示が出されて以降、4カ所ほどを転々としてきた。一番つらいのは、家族がバラバラになったこと、息子は茨城に行き、小高に戻って来ないということで彼女とも別れた」「もう一つつらいのは、将来が見えなくなったこと、除染もいつになるか分からないし、息子も外に行った。ここにはもう戻って来ないだろう」「地震の日も、井戸水はくめたし、電気も止まらなかった。原発事故さえなかったら避難する必要もなかったし、ここで生活していたと思う」と1時間半ほど震災前の生活や、事故後の話、いまの思いを話してくれました。

 参加者たちは、「畑そのものは国と東電が除染を含めて行うということだったので草を刈らなかったが、その広さを見た時、『このままでは終わらない』と住んでおられた方たちが口々にいう気持ちが本当によく分かった。福島の復興はまだまだこれからだと感じた」などと話しました。

福島を支える〟という視点が大事

 夜のミーティングでは、作業の感想と、原発事故による放射線量の問題と自分たちがどう「福島」を見ているかをみんなで話し合いました。
 「自分がというよりは、この数値を見て生活している人には、本当にストレスだろうなと感じた」「線量計を持って小高に行ったけれども、正直怖かった」「自分たちが聞き取りをしているのは、福島の悲惨さを知るためにしているんじゃなくて、福島を支えるためにしているんだから、それを大事にしないといけないなと感じた」など率直、活発に議論しました。

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