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2012年8月23日 (木)

仮設住宅での介護、「生きた心地しない」

23日は、早朝に到着した東京の学生など9人で、仮設住宅を訪問しました。この日はちょうど集会所で週1回のお茶会。サックス奏者がきて歌をうたい、笑い声がたえません。「ここに来ると一人ぼっちじゃない。楽しい」と言います。寅さんの映画をみて、「私たちもフーテンだよね。家がなくなったし」と、みんなで笑い飛ばしていました。


お茶会の最後に、学生らがあいさつしました。「東大の一年生です」と自己紹介すると、あたたかい歓声と拍手。仮設住宅をみたいと言うと、「うちに来て」「うちに来て」と次々声がかかりました。


お邪魔したお宅では、お年寄りを介護していました。仮設住宅は介護のことを考えられておらず、風呂やトイレなどかなり不便で「生きた心地がしない」と、切々と訴えられました。別のお宅でも、7回引っ越しをくり返したことなど、切実な話を聞きました。


夕方、4月に避難解除された小高地区を視察し、その日のうちに帰りました。

【参加者の感想】
〇想像以上に苦しい生活を強いられている人たちがいた。聞き取りは地味と感じたけど、やってみると具体的な課題が見つかって大切な活動と思った。
〇被災者の力強さとともに、仮設住宅には福祉がとどかず、介護は並大抵でないと感じた。小高には被災した住宅がそのまま放置され、ひどいものだった。
〇石巻に何度もいって前に向かっていた経過を見てきたが、この景色は本当に時間が止まったままだ。


いまも家財道具が散乱。応援で「片づける気なれた」

埼玉のボランティアの人たちは、津波で家財道具が散乱したままのNさん宅を片づけました。家の前までは、自衛隊がガレキを撤去したそうですが、家のなかは自己責任で、1年半近くたっても見通しが立ちませんでした。10人近いボランティアが駆けつけたのをみて、おばあちゃんが、「やっと片づける気になれました。自分たちだけじゃ、とてもとても…」と話してくれました。

崩れかけた屋根や流れ込んできた軽自動車をひっぱりだし、大きな家財道具を整理することができました。夕方に埼玉から到着した若者7人も加わって、明日も片づけ作業をすることにしています。

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