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2012年4月29日 (日)

ありのままの福島を見てほしい

地元で被災者支援にがんばってきた青年の思い

28日、福島でも青年ら約15人で活動をはじめました。地元の民青同盟員としてがんばってきた佐藤大河さん(福島・伊達被災者支援センター事務局長)に、この間の活動や開設にあたっての思いを聞きました。

――震災から1年余、福島のいまは…
 昨年末から仮設住宅を訪ねて要望を聞いてきました。「床が冷える」「結露がひどい」「とにかく狭い」など困りごとが次々に出されました。「あっちこっちに避難して、もう動きたくない」という声も。9カ所まわったとか、娘のところに行ったけど居づらくなったとか、苦労してようやく落ち着いたとの思いです。仮設住宅の自治体の努力もあって暮らしは少しずつ改善していますが、生活や家族のことで悩みは尽きません。
 被災者の一番のストレスは、先行きがみえないことです。原発の影響でふるさとに帰れるのか、この先どうなるのか、不安に思っています。
先日、夫が原発で働いている方の話を聞きました。早朝3時起床で出かけ、夜9時に帰宅。「自分が何とかしなきゃ」と働き続ける夫を、心配していました。原発への思いを聞くと、「怒りが沸騰しています。補償金をもらっても、許せるもんじゃない」と話してくれました。
 
――どんな思いで、活動していますか。
 話を聞いていくと、仮設の住民の困っていることや要求がみえてきて、住民自身が声をあげることにつながっていくんじゃないかと思います。そして、どうするかを一緒に考え、自治体や国に働きかけたい。
 じつは僕自身、原発のことを考えて涙が出ることがあるのですが、何に対して涙がでるのか分からなくなります。昨年の全国青年大集会では、県外の人たちに福島のことをアピールしようと参加したのですが、何を伝えたらいいのか分かりませんでした。不安にさせたい訳でもないし、かわいそうと思ってほしい訳でもない。その一方で、福島が孤立していくんじゃないかという思いに駆られることもあります。
 全国から青年がたくさんくるのは、とてもうれしいです。ありのままの福島をみんなに見てほしい。僕自身もどう考えたらいいか分からなくなるような福島の現状を、そのまま見てほしい。全国の青年といっしょに活動するなかで、僕も何かを見つけていきたいと思います。
 
――今日から始まりましたね。
 みんなで、あーしたらいい、こーしたら、と手探りでやっているのが楽しいですね。震災から2ヶ月後、福島の青年たちでやったチャリティーライブを思い出しました。大変な中、みんなで考えて、福島で暮している人たちを励まそうと作り上げました。今回もそうなれば面白いなと思います。


全国青年ボランティア@福島ニュース№2はコチラ↓
「fukushima_No.2.pdf」をダウンロード


【高知からの支援物資のセリを仕分けする参加者】
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