地元の人との交流がひろがっています
広田小学校の周辺では、道路わきに積み重ねられていたがれきや、水路にたまっ
た泥を撤去する作業をしました。道路わきのがれきの撤去は大勢で力をあわせてやれば、目に見えて片付いていきます。
一方、水路の泥は、津波で圧縮されて固まっていたり、大きな石がまざっていたり…。中腰での長時間の作業はかなりの重労働。すくっても、すくってもどんどん泥が出てく るという状態で、なかなかすすみません。それでも、地元の人からはすごく感謝してもらい、また明日もいっしょにやることになっています。
小学校では、昨日に続き、避難所の炊き出しのお手伝い。地域から来ているおばさんたちは昨日の方とは別の方でしたが、すっかりうちとけて仕事をしながらいろいろな話を聞くことができました。
「出荷直前のホタテがすべて流され、家も流され、避難所で一人で暮らしていた。 最初はなんにもする気がおこなかったけど、ここで生きていくしかない、って思って、炊き出しに出るようにしたんだ」
「ここで見る海はほんとにきれいでしょう。ここからみる日の出は最高よ。でもこの海が人っこも家っこも全部ながしちゃったんだからねぇ。いまはこんなに穏やかなのにね」
…
てきぱきと元気に仕事をしているおばちゃんたちですが、様々な苦労をかかえていることが分かりました。
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